アジア祭りご報告

今年のアジア祭りは、菩提樹の会が絵本を届ける運動に関わって30年経ったので、

会の活動報告を兼ねてシャンティの「絵本を届ける運動」の紹介をさせて頂きました。

この行事は、一部のボランティア講座、二部の柳家さん喬師匠の落語という構成になっており、大方の皆さまの目的は、さん喬師匠の落語です。

会の始まりに、その話をして会場の笑いから行事はスタートしました。

日本の絵本になぜ現地語の訳文シールを貼って届けるのか、絵本の果たす役割を説明しながら、難民キャンプや少数民族、スラムの子どもたちにとって、絵本は字を憶えるだけでなく、外の世界を知る一つの窓の役割を果たすことをお話ししました。

本堂には、各民族の手芸品(クラフト)の販売コーナーも設け、タイの難民キャンプで活躍した「謄写版」も展示しながら、今やカンボジアやタイでは、「トウシャバン」という言葉が通用するようになったことなどご紹介しました。

話の後には、実際に絵本に訳文シールを貼って頂き、現地語で制作者としてご自身の名前を記入して頂きました。

簡単なようで案外、神経を使うシール貼り。見慣れないラオ語や、ビルマ語など、皆さま大いに作業を楽しんでおられました。

この体験を切っ掛けに、絵本の運動に参加して下さる方が少しでも増えていけばいいなと願いを持って集いを終えました。

今年は会の一つの区切りとして、絵本の活動の内容が報告できたことは、とても良かったと思いました。

アジア祭り、一部のボランティア講座

絵本に訳文シールと名前を書いて現地に送ります

さん喬師匠の落語の余韻を味わいながら記念写真

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