今年は、長年5月の行事になっていた降誕会(花祭り)を4月末に行なうことになりました。
さてさて、この変更は日曜学校にとっては大変な事件です。
月2回しか行なわない日曜学校は、それでなくとも5月の花祭りに向けて必死に劇の練習を行ないます。
毎回メンバーが揃うわけでなく、本堂がご法事で使用できないこともあり、本番と同じように本堂で練習できる回数も限られます。
それが4月開催ということになり、今や必死にお稽古中。と言っても、必死なのは指導する私だけで、子どもたちはいたって暢気。
「もうあと4回しかないんだからね」「台詞を憶えないと始まらないよ!」「次は、立ち稽古だからね」
カッカとする私を横目に、子どもたちは「はーい」と悠長な返事をするのみです。
さあ、本番はどうなることか。メンバー減少で、ひとり2役という過酷さですが、それを愉しそうにやっている子どもたちを見て、厳しく指導というより、一緒に笑ってしまいます。
来月は、どんなご報告で出来ますか、楽しみにしております。

2月・涅槃図の説明を真剣に聞いています。

花祭りに向けて、劇の練習。大丈夫でしょうか?

お茶で休憩。鳥の急須に大笑い。
あそか日曜学校概要
【開催日】毎月第二・第四日曜日 9:00~13:30
【対 象】年長児・小学生・中学生
あそか日曜学校は、禅宗の一派、曹洞宗・神應院のお寺の学校です。
いろいろな子供達が集まって、仏様の前で仲良く過ごし、良い子になるように願い、励むことを目的としています。
日曜学校で仏様にお誓いする「四つのおちかい」という言葉があります。
一、人のためにつくします
一、わるいことはすぐやめます
一、しっかりべんきょうします
一、りっぱな人になります
学校や塾とは違い、べんきょうも人に優しくしたり、親切にしたりという「こころの勉強」であり、りっぱな人というのも地位や財力ということではなく品格、人格を育てていくことこそ大切だと思っています。
毎回、子供達は本堂に正坐し、神應院の本尊様である観音様にお経をあげ、歌を唄うことから始めますが、一所懸命の子供の姿を仏様に見守っていただきながら一日を過ごしていきます。気楽に楽しく過ごしながら、一人ひとりが、人に優しく、親切で思いやりのある子供に育って欲しいと願っています。
【日曜学校の決まり事】
1.入会資格は、幼稚園年長児から、中学3年生をもって卒業とさせていただきます。
2.月会費は100円ですが、会の維持の為、休み月も納付していただきますようお願い致します。
3.基本的には月2回、第二日曜日、第四日曜日。午前9時から昼食を挟んで、午後一時半迄ですが、お寺の都合により日程を変更することもあります。
4.日曜学校の内容は、三部構成。一部・法要、二部・坐禅もしくはお茶、三部・食事をして解散となります。
5.8月はお盆月のため休みとします。
6.夏休み中に可能であれば、お寺での日帰り合宿を行います。
7.お寺の行事である三佛忌(花祭り・成道会・涅槃会)には参加して頂くことを基本とします。
8.花祭りのバザーでは、日曜学校もコーナーを担当しますが、売り上げはインドシナの子供達への支援とさせていただきます。
9.毎月「にちがく通信」を保護者宛に送付し、その月の予定をお知らせします。
※他行事との兼ね合いによりお休み・日程変更させて頂くこともありますので
月間カレンダーをご覧下さい。→月間カレンダーはこちら
詳しくは、神應院(0823)21-4491までお問い合わせ下さい。