涅槃会のご報告
厳冬の時期に入る2月。
その上、インフルエンザが蔓延したり、当日を前にして気を揉むことの多い行事ですが、どうにか参列者の数も整いました。
お釈迦さまが亡くなられた涅槃会は、大きな涅槃図のお軸が掛けられます。
今まさに亡くなられようとされているお釈迦さまと、その様子を見守っている多くの弟子や信者。私たちも、お釈迦さまを偲んで赤いローソクをお供えします。お軸の前で小さな赤い灯りがゆらめく様は、幻想的で美しいといつも思います。
今年のざぶとんコンサートは、秋津智承先生のチェロをお願いしました。
チェロの音色を聴いてこころが安らぐのは、人の声に近いからだと聞いたことがありますが、正にこころに響く安らぎの時間を過ごすことが出来ました。
ピアノの田中美江先生は、久々のご登場でした。
秋津先生と阿吽の呼吸で、ピアノのタッチの見事さは圧巻!
豊かな時間を頂きました。
コンサートの後は、婦人会、日学の手作り弁当を頂きます。
ささやかなものではありますが、皆さまの愛情のこもったお弁当を頂きながら会話も弾み、おしゃべりのざわめきで本堂は賑やかな空気に包まれていました。
涅槃会法要、灯明の灯りをお供えして
秋津先生・田中先生、最高のコンサートでした。
知らない者同士のおしゃべりも、おつなもの。